社会保険労務士の通信講座の比較~テキストのパターン~

社会保険労務士の通信講座のテキストは、各業者が力を入れて制作にいそしんでいます。
テキストは、一般の出版社等でも制作・販売をしていて、とにかく多数の競争相手としのぎを削っています。
ここでは、社会保険労務士の通信講座のテキストの趣向とその比較をしていきます。

もっとも社会保険労務士の通信講座のテキストについては 「どのテキストも、文字と図・表でいっぱいでいまいち見づらい」という意見も一部ではあるようです。
よく見れば細かく違うわけですから、これは少し極端な意見でしょう。

1.白黒か、使っても2~3色程度で、シンプルな表示方法のテキスト
シンプルなフォーマットでつくられている社会保険労務士のテキストを好む通信講座の利用者もたくさんいますね。
余分な飾り気のない、いかにも教科書らしいテキストが性に合っている受験者にとっては、 やりやすいのではないでしょうか。この種類のテキストはかなり多く、LEC等がこの手のテキストの代表格でしょう。

・ユーキャンの場合は、色を多用せずに、判型を大きくして欄外にも多くの記述を掲載するなどしています。
こういったフォーマットのほうが読みやすいという人は少なくないですし、またかなり薄めで持ち歩きやすいですね。
・大原の場合は白黒のほぼ完全な二色刷りで、きわめてシンプルにつくられています。
図や票の入れ方もシンプルで、こういったフォーマットに慣れている人にとってはおすすめできます。
・クレアールの場合も白黒の二色刷りで、文章と表組が基本の構成となっていますが、 アイコン等も使っているため、多少カジュアルさも感じられます。
原則として文章が多く、多少混雑して見えることもありますからその手のテキストが苦手な人には 向いていないかもしれません。
・DAI-Xのテキストは、ページによっては図版や表、イラストが少ない部分もあります。
ただし、構造は見やすくなっていて、どこに何が書いてあるのかわからないということにはなりにくいでしょう。

2.フルカラーで、書いてあることが目に飛び込みやすくなっているテキスト
この手のテキストは、意外なことに社会保険労務士の通信講座ではめったに見当たりません。
数少ない例外がフォーサイトです。このテキストは、従来の社会保険労務士の通信講座にありがちだった 「文字や図面、特に難解な用語や法令の条文の引用で埋め尽くされている」というスタイルを打ち破ったことで、 斬新なテキストづくりをしているとして社会保険労務士の受講者たちの間で話題になったことがあったようですが、 既存の白黒や二色刷りのテキストに飽きている人にとっては、社会保険労務士の勉強がはかどりやすい通信講座
となっている可能性があります。一読の価値はあるでしょう。

3.メインのテキストを特に指定せず、参考ドキュメントを適宜ダウンロードする方法
Web上のサービスに特化しているゼミネットの場合、すべてをダウンロードできます。
パソコン上で使ってもよいですが、印刷環境がある場合は、プリントアウトしてしまったほうがずっと便利です。
それ以外に指定図書もあるため、きちんとした本を買いたいときは適宜購入して読むこともできます。